25 7月

「無念無想の境地にある愛」

歳を重ねたからといって、修行を積み重ねたからといって何がどうかわるのか。
私は、隣人の人生にはかわれない。
私は、隣人の病気にはかわれない。
私は、隣人の死にはかわれない。
私のできることがあるとしたら、ただただ、瞑想する宇宙の中で、静かに座禅を組み無念無想(=すべての雑念を去り無心になること)の境地にあって、愛(アガペー)の一点におもいをこらして、祈りに集中することである。
そうすることが、私とあなたを慰めと癒しに導くだろう。